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途中投入の浦和FW興梠「どうにかしたかった」と悔しさ

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浦和レッズFW興梠慎三

[11.5 J1第32節 浦和 0-2 川崎F 埼玉]

 週末にACL決勝第1戦が控えている。ハードスケージュールをこなすチームはターンオーバーを採用。浦和レッズFW興梠慎三もベンチから戦況を見守っていたが、0-2とリードを許した後半34分にピッチへと送り込まれた。

 何とかチームに勝ち点をもたらそうと前線で奮闘したが、限られた時間の中で攻撃を活性化させることはできず。チームは0-2のまま敗れ、リーグ戦4試合未勝利でACL決勝第1戦が行われるサウジアラビアへと飛ぶことになった。

「どうにかしたかった。勝ち点1でも大きなポイントだった」と悔しさを滲ませた興梠。現地時間9日に行われるACL決勝アルヒラル戦に話が及ぶと、「次の試合で勝たないとターンオーバーした意味はない。チームのために全力で戦いたい」と答える。

「簡単に勝てる相手ではないと全員分かっている。勝てればいいけど、少なくとも引き分けて帰ってきたいし、アウェーゴールもある。チーム一丸となって、歯を食いしばって戦っていきたい」

 第1戦のアウェー戦をいい形で乗り切れば、第2戦は大観衆を味方につけるホーム・埼玉スタジアムでの試合が待っている。「僕たちにはそれしかない。ACLに賭ける思いは強くある」と闘志を燃やし、2年ぶりのアジア王者に向けた最後の戦いに挑む。

(取材・文 折戸岳彦)
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