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J2降格の磐田、小野社長がブーイング浴びながら謝罪…主将DF大井は涙ながらに1年での復帰誓う

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涙ながらに1年でのJ1復帰を誓った大井健太郎

 ジュビロ磐田は30日、J1第33節で名古屋グランパスをホームに迎え、2-1で勝利した。これにより最下位を脱出したが、16位の湘南ベルマーレが勝利したため、最終節を前にJ2降格が決まった。

 磐田は今季、2014年9月から指揮を執っていた名波浩氏が成績不振の責任を取って退任。後任にヘッドコーチを務めていた鈴木秀人氏が就任したが、8月15日に退任し、暫定監督として小林稔氏が指揮を執ったのち、フェルナンド・フベロ監督のもと残留を目指していた。

 しかし、チームは最終節を前に降格が決定。来季は2015年以来のJ2で戦うことになる。ホーム最終戦のセレモニーで小野勝代表取締役社長は、「今日もみなさんの応援のおかげで勝ち点3を上げることができました。しかし、湘南が広島に勝ったことにより、我々はJ2降格が決定してしまいました。クラブを代表して大変申し訳ございません」と謝罪した。

 しかし「我々は必ず来年J1に戻ってまいります」と高らかに宣言すると「そのためにみなさん、大変だと思いますが、後ろから我々を押していただきたくよろしくお願い致します。今年は本当にみなさんにも大変苦しい思いをさせたのと同時に、ここにいるチームのスタッフ、選手たちも心の中に難しいものを抱えながら戦ってまいりました。彼らは最後まで一生懸命走り切りました。彼らには温かい拍手で称えてやってほしいと思います。本当に今年は申し訳ございませんでした。来年間違いなく戻ってまいります。応援お願い致します」と、サポーターに引き続き応援をお願いした。

 小野社長に対してはブーイングを浴びせた磐田サポーターだったが、キャプテンのDF大井健太郎に対しては温かい拍手。その思いに応えるように大井も謝罪しつつ「社長がおっしゃったように来年必ずJ1に戻ってまいります。足りないところは個人としても、チームとしても多かったと思います。だからこそ、こういう結果になってしまったことをしっかり受け止め、クラブのためにしっかり行動し、必ずJ1に戻ってこれるように1年間頑張ってきますので、熱い応援をお願いします」と涙ながらに語った。

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