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コロナ禍仕様の長期合宿も…札幌MF宮澤「ストレスよりワクワクする気持ちが勝つ」

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北海道コンサドーレ札幌MF宮澤裕樹

 北海道コンサドーレ札幌は22日、日本サッカー協会(JFA)の新拠点『高円宮記念JFA夢フィールド』(千葉市)で、合宿初日のトレーニングを行った。終了後、MF宮澤裕樹キャプテンがオンライン会議システムを通じて取材に応じ、「最初の試合に向けて準備して、しっかり結果を出せるように頑張っていきたい」と約1か月間にわたる長期合宿への意気込みを述べた。

 札幌は同日、北海道を出発してJFA夢フィールドに到着。暴風雨が吹き荒れる中、パス回しやハーフコートのミニゲームを行い、約1時間半かけて調整した。チームは7月4日のJ1リーグ再開後、同18日の第5節仙台戦までアウェー4連戦を控えており、仙台戦の前日まで同所を拠点に非公開で調整する予定なっている。

 寒冷地にホームタウンのある札幌は例年、シーズン開幕前に長期間のキャンプを行うため、長い遠征にはある程度慣れている。もっとも、今回のコロナ禍では新たな配慮も必要。宮澤によると、食事時は選手同士が向き合わないよう「学校の教室のような」席配置が取られ、大浴場の不使用、外部と接触しないフロア管理など、さまざまな対策がなされているようだ。

 もっとも、宮澤からは「ストレスとワクワクする気持ちを天秤にかけても、ワクワクする気持ちが勝つ」と力強い言葉。明日23日に予定しているトレーニングマッチ(対戦相手非公表)に向け、「自分たちはいままで紅白戦しかしてこなかったので、対外試合はリーグ再開に向けて重要になる。リーグ戦に臨むような形で試合に入る」と意気込みを述べた。

(取材・文 竹内達也)
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