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長野のJ2昇格はお預け…J3は“三つ巴”で最終決戦へ

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J3は“三つ巴”で最終決戦へ

[12.13 J3第33節 長野0-0岐阜 長野U]

 J3第33節が13日に開催され、昇格圏内の2位AC長野パルセイロはホームで4位FC岐阜と0-0で引き分けた。長野の連勝は3でストップ。最終節に向け、3位SC相模原との勝ち点差は1のままとなった。

 J3では、すでにブラウブリッツ秋田の優勝が決まっている。残るJ2昇格枠が2位チームに絞られる中、ラスト2試合となった前節終了時点で2位長野と3位相模原のポイント差は1。今節の長野は勝利を収めた上で、他会場で相模原が敗れた場合に2位が確定する状況だった。しかし、1時間前に行われたゲームで相模原が秋田と1-1のドロー。長野の今節の昇格決定はお預けとなった。

 ホームに勝ち点3差の岐阜を迎えた長野は、序盤からアグレッシブな試合運びを見せ、MF三田尚希やMF東浩史を中心に相手ゴールを襲うが、無得点の時間が続く。一方、昇格に望みをつなげたい岐阜もチーム1位の10得点を記録するMF川西翔太、同2位の8得点を挙げるFW高崎寛之の2トップを生かして攻め込む。だが、互いに決め手を欠き、前半はスコアレスで終了となった。

 後半に入ると、徐々に岐阜がペースを握り始める。鋭い出足で長野を押し込み、後半17分にはMF中島賢星が左足で強烈なミドルシュート。しかし、左ポストに当たって先制とはならない。対する長野は同44分、三田のシュートの跳ね返りに途中出場MF岩沼俊介がフリーで反応するが、押し込むことはできず、先制のチャンスを逃す。そのまま0-0で終了のホイッスルが鳴った。

 J3は今節を終え、昇格の可能性を残すのは2位長野(勝ち点59)、3位相模原(勝ち点58)、4位岐阜(勝ち点56)。J2への最後の1枠を懸け、三つ巴で最終節を迎えることになった。運命の試合は20日13時に一斉開催され、長野は岩手、相模原は今治、岐阜はG大阪U-23とそれぞれ対戦する。

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