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守備の中心として充実の1年…チーム最多出場となった柏DF古賀太陽

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東京五輪世代の柏レイソルDF古賀太陽

[12.19 J1第34節 柏2-3川崎F 三協F柏]

 自身3シーズンぶりとなったJ1で、これまでの自己最多の9試合(2017シーズン)を大きく上回る33試合に出場した柏レイソルのDF古賀太陽。背番号を4に移した昨シーズンはDFの選手としてチーム最多の出場数、今シーズンは柏の全選手の中で最多の出場試合数となった。

 今シーズン、柏のセンターバックが相次いで負傷していまった中で、本職の左サイドバックだけでなく、4バックや3バックのセンターバックとしてもプレー。キャプテンマークを巻いた試合もあり、ネルシーニョ監督やチームメイトからの信頼の厚さがうかがえる。古賀自身、この1年の成長を実感していた。

「怪我人が多く出た中でセンターバックをやる機会が多くなりましたし、センターバックをやることでチームを支えないといけない、後ろからチームを引っ張らないといけないという気持ちが生まれた。試合中の声だったりコミュニケーションは増えた。そういう気持ちの変化がプレーにも出ていたと思う」

 それでもチームとしての結果には満足していない。「Jリーグは自分たちが目指したところにはたどり着かない結果」と古賀は唇をかむ。川崎Fの独走を許し、ACL出場権にも届かず7位でシーズンを終えた。だが、まだ柏のシーズンは終わっていない。1月4日にはタイトルを懸けた一戦、FC東京とのルヴァン杯決勝が待っている。

 そして、古賀個人としては来週22日からはじまる、U-23代表候補のトレーニングキャンプに招集されており、チームを一時離れることになる。「僕自身レベルアップしてチームに還元できることはあると思う」と自らの成長を期した。

(取材・文 奥山典幸)
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