beacon

浦和の大卒ルーキー伊藤敦樹が”初ゴール”で開幕スタメンに名乗り

このエントリーをはてなブックマークに追加
 浦和レッズの下部組織出身で流通経済大から今季、浦和に新加入したMF伊藤敦樹が開幕スタメンに名乗りを上げた。

 本拠地の埼玉スタジアムで今季初めて行われた練習試合。4-4-2のフォーメーションでキャプテンマークを巻くMF阿部勇樹とダブルボランチを組んで先発した伊藤は、立ち上がりから強度の高いプレーで存在感をアピールした。

 ボールホルダーに対して果敢にデュエルで挑み、ボール奪取後は敵陣深くまで攻め上がる積極姿勢。すると前半40分、うれしい“初ゴール”が生まれた。MF武田英寿が蹴った右CKをニアで阿部がヘッドでそらすと、ファーからの折り返しを伊藤がゴール前で流し込み、1-0。沖縄キャンプからトレーニングマッチ5試目で初ゴールを決め、「うれしい」と素直に喜びを口にした。

 リカルド・ロドリゲス監督が標榜する「ポジショナルサッカー」の体現に一日の長があると自認している。浦和ユースから流通経済大へ進み、4年生だった昨年はチョウ・キジェコーチ(現・京都監督)の指導の下、ポジショナルプレーを学んだからだ。

「戦術理解力はもともとある方だと思っている。頭を使うのは自分の特徴。5レーンに関してもチョウさんが練習から意識させてくれていたので、やりやすさを感じている」という。身長182cmの大型ボランチは、姿勢が良く、数字以上に大きさを感じさせるところも魅力。「このまま開幕戦も出たい」と意気込んだ。

(取材・文 矢内由美子)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●2021シーズン新体制&背番号一覧
●2021年Jリーグ移籍情報
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP