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昨季浦和戦は“鬼門突破”2戦2勝…FC東京・長谷川監督「されど38分の1のゲーム」

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長谷川健太監督とMF安部柊斗

 J1リーグ開幕節の浦和レッズFC東京戦を週末に控える23日、両チームの監督・選手がオンライン記者会見を行った。FC東京にとっては昨季2連勝の相手だが、就任3年目を迎えた長谷川健太監督は「非常に難しい相手との開幕カードになった」と警戒を語った。

 FC東京は昨季、対浦和戦で2戦2勝。ホームの味の素スタジアムでは16年ぶり、アウェーの埼玉スタジアム2002では17年ぶりの勝利を挙げるなど、長年にわたって苦しんできた鬼門を突破したシーズンとなった。

 それでも長谷川監督は「(リカルド・ロドリゲス)新監督を迎えて非常に浦和も今季にかける思いが強いと思うし、浦和のホームということでプラスアルファの力があると思う」と相手をリスペクト。「その中でわれわれは埼玉スタジアムに乗り込み、アグレッシブなサッカーをどこまでしっかり表現できるか。オープニングゲームなので難しい試合になると思うが、しっかり戦って勝ち点3、勝利を目指してみんなで戦っていきたい」と力強く意気込みを語った。

 長谷川監督にとって、開幕戦は単なる全38試合のうちの1試合ではないという。「開幕戦は終わってしまえば38分の1だが、やる前は特別な試合。開幕戦では対戦カードが決まってから1か月あまりの間、開幕戦のチームに照準を合わせて準備期間を過ごすことになる。シーズンを通しての準備もあるが、これだけ長い期間をかけて準備するのは開幕戦のみ。“されど38分の1”のゲームだと思っている」と見解を語った。

 また同じく会見に出席したMF安部柊斗も「監督が代わったし、選手も入れ替わりがあったので、分析もできず難しい一戦になると思う」と浦和を警戒。それでもプロ2年目のシーズン全体に向けては「昨季同様に攻撃的なサッカーをしていくため4-3-3をまた取り入れていく中で、もっと攻撃をプラスさせていって、全員が攻撃参加するサッカーを目指している。また守備は堅守というところでゴール前は固く、奪ったらカウンターで出ていくようなサッカーを見せていきたい」と前向きな展望を述べた。

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