川崎フロンターレは20日、U-24日本代表MF田中碧(22)が海外移籍を前提にチームを離脱したことを発表。22日の東京五輪代表メンバー発表を前に、チームの司令塔が海外移籍への意志を固めた。

　川崎Fの育成組織で育ち、2017年にトップ昇格を果たすと、着実に力を付けていき、19年にはベストヤングプレーヤー賞を受賞。20年は圧倒的な強さで優勝を成し遂げた川崎Fの中盤の要として活躍。同年にはJリーグベストイレブンも受賞した。U-24日本代表にも名を連ね、本番を前にチームの主力として台頭。22日発表の東京五輪代表メンバーにも有力候補として名を連ねている。

　クラブ公式サイトでは、「この度、田中碧選手が移籍を前提とした調整に入り、チームを離脱しましたのでお知らせいたします」とコメント。「現在、田中碧選手は、海外クラブからのオファーを受け、移籍を前提に交渉・調整を進めております。チームは昨日ACL参加のためにウズベキスタンへ移動しましたが、本人は帯同しておりません」と伝えている。

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