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渡邉千真の加入後初ゴール守れず…最下位の横浜FCはホームで清水とドロー

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FW渡邉千真とDFヴァウドのゴールで1-1の引き分け

[6.27 J1第20節 横浜FC 1-1 清水 ニッパツ]

 J1第20節が27日に各地で開催され、20位横浜FCは本拠地のニッパツ三ツ沢球技場で15位清水エスパルスと1-1で引き分けた。連敗を4で止めたが、これで7試合勝ちなし(2分5敗)。順位は最下位のままとなっている。

 互いに前節から中3日で迎えた一戦。先発メンバーは横浜FCが3人、清水が1人を変更し、フォーメーションは同じ3-4-2-1でスタートした。

 ボールを握って押し込む展開となった横浜FCはサイドから好機を作り出していく。前半19分、左サイドでボールを拾ったMF高木友也がPA内左のFW渡邉千真にパス。受けた渡邉はフェイントから左足でシュートを打つが、ゴール右に外れた。

 前半22分には右サイドのFKからキッカーのMF瀬古樹が右足でクロスを供給。ファーのDF袴田裕太郎が落とし、密集から離れてフリーとなっていた高木が左足で強烈なシュートを放つも、クロスバーを越えた。

 飲水タイム明けの前半27分には清水にもチャンスが訪れる。右サイドを駆け上がったDF原輝綺が右足で速いクロスを入れ、ゴール前に飛び込んだFWチアゴ・サンタナがヘディングシュート。しかし、枠の左に外れた。

 そのまま0-0でハーフタイムに突入するかに思われた前半45分に均衡が破られる。横浜FCの右サイドのスローインからFWジャーメイン良が敵陣中央でボールを受け、左サイドに展開。余裕を持って受けた高木が左足でクロスを送ると、PA内中央の渡邉がDF立田悠悟に競り勝ち、頭でゴール左に押し込んだ。

 FWクレーベに代わって1トップでスタメン出場していた渡邉は、起用に応える加入後初得点。チームとしてはリーグ戦5試合ぶりのゴールとなった。

 追いかける清水は後半開始から4-4-2に変更。後半8分には4試合ぶりの先発出場だったFWディサロ燦シルヴァーノを下げ、前節までスタメンだったFWカルリーニョス・ジュニオを投入した。

 両サイドからのクロスやセットプレーを主体に得点チャンスをうかがうと、後半14分にFKの流れから左サイドのMF竹内涼が右足でPA内中央に送る。DF片山瑛一が飛び出したGK六反勇治の前で合わせに行くが、ゴール方向に飛んだボールは瀬古にクリアされた。

 後半25分には3枚替えを行い、なおもゴールに迫り続けると、同36分にゲームを振り出しに戻す。右CKを獲得し、キッカーの途中出場MF河井陽介が右足でアウトスイングのクロス。遅れてPA内中央に入ってきたDFヴァウドが低い体勢からヘッドで押し込み、今季2得点目をマークした。

 その後も清水は逆転を狙って攻勢を仕掛けたが、終盤の決定機を生かせず、1-1で終了のホイッスル。今季初の連勝は持ち越しとなった。

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