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途中出場の荒木→カイキでこじ開けた! 指揮官不在の鹿島、連戦続くG大阪を破る

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[7.24 J1第2節 G大阪0-1鹿島 パナスタ]

 J1リーグは24日、第2節延期分のガンバ大阪鹿島アントラーズ戦をパナソニックスタジアム吹田で行った。後半に先制点を奪った鹿島が連戦の続くG大阪を1-0で下し、指揮官不在の危機で白星を収めた。

 新型コロナウイルスとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開催のため延期されていたJ1第2節。ホームのG大阪は21日に行われた第22節神戸戦(●1-2)から6人を入れ替え、FW宇佐美貴史、FWレアンドロ・ペレイラを起用。古巣対戦のDF昌子源も先発した。対する鹿島は2週間ぶりの公式戦。相馬直樹監督がベンチに入らず、パシェココーチが指揮をとった。

 前半は両チームともシュートチャンスが少なく、拮抗した展開となった。前半13分、G大阪は中盤でパスカットしたMF矢島慎也がロングシュートを狙ったが、これは右枠外。一方の鹿島はそこからほぼ一方的に主導権を握ったが、MFディエゴ・ピトゥカのミドルシュートが精度を欠くなど、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 後半も鹿島が攻め込むも、立ち上がりからFWエヴェラウドやDF犬飼智也に訪れた決定機はいずれも活かせず。それでも同27分、MF荒木遼太郎のスルーパスに反応したFWアルトゥール・カイキがGK東口順昭をかわしながら左足で決め、途中出場コンビで先制点を奪った。カイキはJ1初ゴール。家族の写真がプリントされたレガースをカメラにアピールした。

 G大阪は後半31分、左サイドからカットインしたFWウェリントン・シウバのパスがFW一美和成に通り、途中出場コンビでゴールに迫ったが、左足シュートはGK沖悠哉がスーパーセーブ。守護神のビッグプレーでピンチを脱した鹿島はそのまま試合を締め、上位争い継続に向けて大きな勝ち点3を収めた。

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