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岩手の36歳GK鈴木智幸が現役引退「楽しい思い出しか浮かびません」「自分は幸せ者」

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岩手がGK鈴木の引退を発表

 いわてグルージャ盛岡は31日、GK鈴木智幸(36)が今季限りで引退することを発表した。

 国士舘大出身の鈴木は2008年に東京ヴェルディへ入団。その後、栃木SC、松本山雅FCと渡り歩いて再び東京Vでプレーし、昨季に岩手へ加入した。今季はJ3リーグ戦での出場はなく、天皇杯1試合に出場。現役引退に際してクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。

「今年で引退すると決断しました。まず、コロナ禍でも変わらずの支援でグルージャを支えてくださったスポンサー企業の皆さま、サポーターの皆さま、グルージャに関わるすべての皆さまに対し、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。2年間という短い期間でしたが、こんな自分を応援してくださり、ありがとうございました。来期はJ2という舞台です。選手たちは必ず笑顔と感動を皆さまに届けてくれます」

「14年間プロとして昇格や降格を経験できたこと、最後に盛岡でJ2昇格を勝ち取る姿を目の前で見れたことは、本当に幸せでした。ありがとうございました」

「そして引退するにあたり、東京ヴェルディ、栃木SC、松本山雅のサポーターの皆さまはリリースで知ることと思います。ご挨拶できずに申し訳ございません。サポーターの皆さまから受けた背中を押す熱い声援、笑顔や泣き顔、時には叱責を受ける事もありました。その一つ一つがかけがえのない想い出であり、自分にとって大きな宝物です。本当にありがとうございました」

「選手として過ごした14年間を思い返せば、楽しい思い出しか浮かびません。そんな中で引退できる自分は幸せ者です。どんなときも自分を支えてくださった全ての人に感謝します。今後は形は違えど、サッカーに関わりながらこの経験を少しずつ還元できればと思います」

「14年間、本当にありがとうございました」

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