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前節今季初黒星を喫した横浜FCが痛恨の2連敗…秋田は小暮大器加入後初ゴールで首位撃破

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[5.8 J2第15節 秋田 1-0 横浜FC ソユスタ]

 J2リーグは8日に各地で第15節を開催した。16位ブラウブリッツ秋田のホームで行われた首位横浜FCとの試合は、1-0で秋田の勝利。秋田はホームで勝ち点3を積み上げた。

 2連勝を目指す秋田と前節のロアッソ熊本戦(●0-1)で今季初黒星を喫した横浜FCの一戦は、試合開始から秋田がアグレッシブな攻撃を展開。FW齋藤恵太をターゲットに縦に速いサッカーで横浜FCゴールを脅かした。前半中盤にはその齋藤がカウンターから左足でミドルシュート。しかし、ここは横浜FCのGK六反勇治がしっかりと抑えてゴールを割らせない。

 対する横浜FCは徐々にボールを握り始めると、前半終盤にMF長谷川竜也がチャンスメーク。ループパスでボックス内に入れると、MF小川航基が胸トラップから反転して左足でシュートを放ったが、秋田のGK田中雄大が好守を見せた。

 前半をスコアレスで折り返すと、横浜FCは後半開始とともにMF高橋秀人を下げてDF和田拓也を投入。中盤からパスを散らしてゴールを目指した。秋田は後半12分にピッチ中央、ゴールまで約30m付近のところでフリーキックを得ると、MF高瀬優孝が蹴り込んだボールをDF池田樹雷人が頭で折り返した。しかし、そこには味方がおらず、好機をものにすることはできなかった。

 横浜FCは後半16分にDF中村拓海がミドルレンジからグラウンダーのシュートを放つも、ボールに力が伝わり切らず、田中に落ち着いて対応された。ホームで勝利が欲しい秋田は、後半17分に齋藤、高瀬に代えてFW吉田伊吹、MF茂平をピッチに送り込んだ。

 試合が動かないまま時間だけが過ぎてくと、横浜FCは後半21分に2枚替え。長谷川、MFイサカ・ゼインを下げてFW伊藤翔、MF近藤友喜を投入し、攻撃の活性化を図った。すると、その近藤が決定機を迎える。後半26分、小川のスルーパスに抜け出した近藤がフリーの状態でシュート。しかし、タイミングよく間合いを詰めて来た田中に防がれ、ゴールネットを揺らすには至らなかった。

 終盤にかけて一進一退の攻防となると、ホームの秋田が試合を動かした。後半40分、ゴール前の混戦から途中出場のMF小暮大器が押し込み先制。今季加入した小暮は初ゴールとなった。その後、反撃を試みた横浜FCだが、秋田の牙城を崩すことができず、0-1で敗戦。秋田は2連勝となり、横浜FCは今季初の連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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