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西村&ロペスで後半2発、仕上げにヤン・マテウスJデビュー弾!! 横浜FMが公式戦6試合ぶり白星で再び首位浮上

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[9.7 J1第25節延期分 横浜FM 3-0 湘南 日産ス]

 J1リーグは7日、第25節延期分の1試合を行い、横浜F・マリノス湘南ベルマーレを3-0で破った。8月以降の公式戦で1分4敗と停滞していた横浜FMは6試合ぶりの白星。2試合消化の多い広島と勝ち点2差、消化試合の同じ川崎Fに同3差をつけ、再び首位に浮上した。

 当初は8月13日に行われる予定だったが、台風8号接近のため延期となっていた神奈川ダービー。共に前節から中3日での連戦となった。横浜FMはMF水沼宏太が5試合ぶり、MF渡辺皓太が4試合ぶりのの先発復帰を果たし、湘南は前節復帰のMF山田直輝が5月21日の神戸戦以来3か月半ぶりのスタメン入りとなった。

 日産スタジアムにはこの日も大雨が降りしきる中、VARシステムが故障するアクシデントも発生。両チームもピッチコンディションの影響でなかなか精度の高いプレーを繰り出せず、立ち上がりから湘南がMF中野嘉大やFW町野修斗、横浜FMがFWアンデルソン・ロペスやDFエドゥアルドに決定機が訪れるも、ともに守備陣の好守にも阻まれ、決めることができない。

 そのまま迎えた後半11分、ようやくスコアが動いた。横浜FMはGK高丘陽平のロングキックをFWエウベルが落とすと、これは湘南MF茨田陽生にカットされるも、そこからのバックパスをDF舘幸希が収めることができず。素早くアプローチしたA・ロペスのスルーパスに抜け出したFW西村拓真がペナルティエリア内に侵入し、冷静にゴール右に流し込んだ。

 横浜FMは後半18分、エウベルと水沼に代わってFW仲川輝人とFWヤン・マテウスを投入。今夏加入のヤン・マテウスはこれが新天地デビューとなり、左ウイングに入った。

 すると後半23分、渡辺のスルーパスに仲川が抜け出し、クロスは相手にクリアされたが、再びボールを拾った仲川がペナルティエリア内で相手に倒されてPKを獲得。キッカーのA・ロペスが独特の助走からゴール右に沈め、追加点を奪った。

 さらに後半45分、横浜FMは敵陣でのボール奪取から攻撃を仕掛けると、仲川の横パスを受けたヤン・マテウスがダイレクトで右足を一閃。ミドルレンジからゴール右隅にドライブシュート気味に突き刺し、Jリーグデビュー戦で初ゴールを記録した。試合はそのままタイムアップ。横浜FMが鮮やかな3ゴールで6試合ぶりの白星を挙げ、再び優勝争いのトップに立った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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