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川崎Fが3-2で打ち合い制し、3連覇へ望みを繋ぐ…清水は一時リードも残留へ痛恨の黒星

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川崎Fが打ち合いを制した

[10.8 J1第32節 川崎F 3-2 清水 等々力]

 J1リーグは8日、各地で第32節を開催した。2位川崎フロンターレはホームで14位清水エスパルスと対戦。3-2で打ち合いを制し、優勝へ望みを繋いだ。清水は暫定でJ2降格圏の17位に順位を落としている。

 今節を入れて残り4試合で、首位横浜F・マリノスと8ポイント差の川崎F。3連覇を目指す中、負けられない試合が続く。対する清水は、現在J1参入プレーオフ出場圏の16位アビスパ福岡と1ポイント差の14位。こちらは残留に向けて勝ち点を落とせないリーグ戦終盤となっている。

 試合は立ち上がりから積極的にハイプレスをかけた川崎Fが、清水を深い位置に追い込む。ゴールに近い位置でボールを奪い、攻撃に転じた。前半序盤には、その形からFW小林悠がゴール前でシュートを放つも、清水のGK権田修一がストップ。先制とはならない。

 対する清水は前半16分、右サイドでMF白崎凌兵の外側をオーバーラップしたDF原輝綺の折り返しにFW北川航也が左足でシュート。しかし、ボールはゴールの左に抜けていく。

 その後もボールをしっかり握ったのは川崎F。丁寧に試合を組み立てると、前半28分に先制点を奪った。右サイドのコーナーキックをMF脇坂泰斗が蹴り込むと、清水のクリアボールがボックス外のMF遠野大弥の元に。ワントラップから左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。

 前半終了間際には、ペナルティーエリア内でフリーで受けた脇坂に決定機。しかし、決めきることができない。試合は川崎Fの1点リードで前半を折り返した。ハーフタイムで清水は権田を下げてGK大久保択生を投入。権田は前半終盤に川崎FのDF谷口彰悟との接触で腰を痛めていた。

 1点を追う清水は後半4分、左サイドを抜け出したMFカルリーニョス・ジュニオからのボールに白崎が滑り込みながらシュート。ゴールに押し込み、同点とする。さらに、同12分に追加点。ボックス内左からDF山原怜音が入れたボールにカルリーニョスが合わせてゴールネットを揺らした。

 試合をひっくり返された川崎Fだが、後半30分。右サイドからのコーナーキックにDF山村和也がヘディングで合わせて同点とする。さらに同33分、FWマルシーニョの折り返しを小林がゴールに突き刺して勝ち越し。再びリードを手にした。

 試合終盤にかけて清水が猛攻を仕掛けるも、川崎Fがゴールを死守。3-2のままタイムアップを迎え、川崎Fが優勝に望みを繋いだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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