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工藤壮人さんの訃報を受けて野々村チェアマンが声明「言葉を失っております」ルヴァン杯決勝で黙とう実施へ

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野々村チェアマンがコメントを発表

 Jリーグは22日、「10月21日(金)、テゲバジャーロ宮崎工藤壮人選手が逝去されました。ここに故人の生前のご功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」とし、野々村芳和チェアマンのコメントを発表した。

 工藤さんはこれまで柏レイソル、バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)、サンフレッチェ広島、レノファ山口FC、ブリスベン・ロアー(オーストラリア)、宮崎でプレー。Jリーグ通算299試合に出場し、89得点を挙げた。日本代表としては、国際Aマッチ通算4試合の出場で2得点を記録。2013年のナビスコカップ(現ルヴァンカップ)決勝では柏を優勝に導く決勝ゴールを決め、大会MVPに輝いた。

 今月11日に水頭症の手術を受けて療養していたが、容態が悪化して17日からICU(集中治療室)へ。21日の14時50分に逝去したことが同日にクラブから発表された。

 野々村チェアマンは「この度の訃報に言葉を失っております」と述べ、次のように続けている。

「ご家族の悲しみは計り知れないものとお察しします。またテゲバジャーロ宮崎をはじめ所属クラブ、工藤選手に関わる皆さま、そしてサッカー界全体が驚きと深い悲しみに包まれていることと思います」

「ICUで治療に専念しているという報を受け、ただただ回復を祈っていましたが、32歳という若さで、まだ現役でプレーを続けられたであろうことを思うと本当に残念でなりません。Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心からの哀悼の意を表します」

 Jリーグは、本日22日に開催されるルヴァン杯決勝で黙とうを実施することも併せて伝えている。

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