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神谷優太→井林章で2G!! 攻撃陣も爆発! 清水は山口に6発快勝で2試合ぶり白星

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[4.16 J2第10節 山口 0-6 清水 みらスタ]

 J2リーグは16日、各地で第10節を開催した。17位清水エスパルスは敵地で15位レノファ山口と対戦。6-0で快勝した。

 現在下位に沈むチーム同士の一戦。クラブ史上初となるJ1昇格を目指す山口は3試合ぶりとなる勝利を、1年での“復帰”を狙う清水は2試合ぶりの白星を懸け、維新みらいふスタジアムで激突した。

 試合は立ち上がりから一進一退の攻防となると、前半14分にスコアが動く。清水は右サイドで得たフリーキックをMF神谷優太が蹴り込み、DF井林章がヘディング弾。ダイビング気味に叩き込んで先制に成功した。

 さらに清水は前半19分に追加点。敵陣で相手のパスをカットしたFWオ・セフンがラストパスを送ると、そのボールで相手ディフェンスラインの背後に抜け出したFW北川航也がゴール左に流し込んで点差を広げた。

 その後も攻勢に転じる清水は、DF岸本武流、MF中山克広の右サイドコンビがチャンスを作るなど相手の脅威に。山口はFW皆川佑介をターゲットに反撃を試みるも、GK権田修一が守るゴールを破るには至らない。試合は、清水の2点リードのまま前半を折り返した。

 勝利に向けて3点が必要となった山口は、ハーフタイムで選手交代。MF山瀬功治を下げてMF神垣陸をピッチへ送り込んだ。後半9分には、右サイドのフリーキックをMF池上丈二が蹴り込むも、ボールは権田が難なく処理。チャンスをものにすることができない。

 清水は後半11分に敵陣中央、右サイドで得たフリーキックを神谷が蹴り込むと、ニアサイドで中山が逸れすようにヘディング。しかし、ボールは惜しくも枠を外れた。同シーンで鳴った雷で試合は中断。強い雨も振り出し、サポーターは屋根のあるところに避難した。

 約40分の中断を経て試合が再開すると、次のゴールも清水。左サイドで得たコーナーキックを神谷が右足で蹴り込むと、ニアサイドに走り込んだ井林が頭で流し込み、この試合2ゴール目をマークした。清水は同24分に2枚替え。北川、DF吉田豊に代えてFWディサロ燦シルヴァーノ、DF高木践を投入した。

 3点ビハインドの山口は後半26分に選手交代を行い、MF池上丈二、FW小林成豪、FW高木大輔を下げてFW河野孝汰、FW梅木翼、FW吉岡雅和を投入。すると再び雷が鳴り、同分に試合が中断した。清水は再開直後にディサロが追加点を挙げると、同40分に途中出場のFWチアゴ・サンタナが頭で叩き込み追加点。さらに同43分に右サイドを抜け出した中山がゴールに突き刺し勝負あり。6-0で勝利し、2試合ぶりの白星を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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