[5.20 J1第14節 名古屋2-1広島 豊田ス]

　名古屋グランパスがホームで、同勝ち点23で並ぶサンフレッチェ広島に2-1で逆転勝ちした。名古屋は2戦ぶりの白星。広島は今季初の連敗となた。

　前半から猛攻をみせたのは広島だった。前半7分にエリア内を抜け出したMF川村拓夢のシュートは右ポストに阻まれて得点にはならなかったが、序盤から名古屋ゴールに迫り続ける。そして前半37分、右サイドで獲得したFKを川村が低い弾道で狙うと、相手FW永井謙佑、同FWマテウス・カストロに次々と当たってゴールネットが揺れる。広島がオウンゴールで先制に成功した。

　しかし名古屋も前半のうちに反撃してみせる。43分、右サイドで獲得したCKをMF和泉竜司が蹴ると、ニアで永井がそらす。そしてファーに詰めたFWキャスパー・ユンカーが頭で押し込み、同点に追いつく。さらに勢いのまま後半に入った名古屋は後半3分、左サイド深くに侵入したMF森下龍矢の折り返しをユンカーが押し込んで試合をひっくり返した。

　リードを奪えば強いのが名古屋。MF内田宅哉や古巣対決となるDF野上結貴を投入して逃げ切りを図る。広島も交代枠を使いながら何とか同点に追いつこうとするが、なかなか形を作ることが出来ない。広島としては前節の首位・神戸戦に続く、痛い連敗となってしまった。

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