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J3鳥取、成績不振で金鍾成監督を解任「重い任務を真摯に担って頂いたこと、心より感謝申し上げます」

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鳥取が監督解任を発表

 ガイナーレ鳥取は20日、金鍾成監督が18日をもって解任となったことを発表した。今後は増本浩平ヘッドコーチが暫定的にチームを指揮。また、小谷野拓夢氏が強化部長職を離れ、暫定的にヘッドコーチを務めることも伝えている。

 金氏は過去にFC琉球や鹿児島ユナイテッドFCなどを率い、2021年5月に鳥取の監督に就任。チームは今季J3リーグ戦で14試合を消化し、3勝6分5敗(勝ち点15)で20チーム中18位に位置している。

 代表取締役社長の塚野真樹氏はクラブ公式サイトを通じ、「この度、トップチーム金鍾成監督を解任することを決断いたしました。理由は成績不振です」と報告。「ジョンソンさんには3シーズンに渡って指揮を執って頂き、攻撃的なサッカースタイルで、ファン・サポーターの皆さんの熱狂を生み出す感動的な試合を、何度も何度も実現して頂きました。重い任務を真摯に担って頂いたこと、心より感謝申し上げます」と述べた。

 続けて「本日6月20日より新しいコーチングスタッフ体制でスタートしております。急場に臨むスクランブル体制であることは率直に皆様にお伝えしたいと思います。まずは次節鹿児島戦に向け必勝を期して全力でぶつかりますので、皆様より、引き続きガイナーレ鳥取へのご支援ご声援賜りますよう、心よりお願い申し上げます」と呼びかけている。

 また、金氏は退任にあたり、「サポーターの方からよくかけられる『応援してます!』と言う声を『楽しみにしています!』に変えて行きたいと思ってグランドに立っていました。みなさんとの約束を何ひとつ成し遂げられず本当に申し訳なく思っています。負け数の多い2年間でしたがそういう時こそ力付けて頂きありがとうございました」とメッセージを送った。

以下、金鍾成氏のクラブ発表プロフィール

●金鍾成
(キン・ジョンソン)
■生年月日
1964年4月23日(59歳)
■出身地
東京都
■資格
日本サッカー協会公認S級コーチ
■選手歴 
東京朝鮮第二初中級学校-東京朝鮮中高級学校-朝鮮大学校-在日朝鮮蹴球団-磐田-札幌
■指導歴
1997~1999年:在日朝鮮蹴球団 コーチ(1997~1998年は選手兼任)
2000~2001年:朝鮮大学校サッカー部 コーチ
2002~2003年:C大阪 サテライトコーチ・ヘッドコーチ
2004~2009年:東京朝鮮高校サッカー部 監督
2010~2012年:朝鮮大学校サッカー部 監督
2013~2014年:朝鮮大学校サッカー部 総監督
2015年:琉球アカデミーダイレクター兼ジュニアユース監督
2016~2018年:琉球 監督
2019~2020年:鹿児島 監督
2021年5月〜:鳥取 監督

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