大分トリニータは7日、サンフレッチェ広島のFW鮎川峻(21)を育成型期限付き移籍で獲得したことを発表した。

　広島の育成組織出身の鮎川は、2021シーズンにJ1デビューを果たす。同シーズンはJ1リーグで19試合1得点を記録していた。パリ五輪世代としてU-21日本代表候補に名前が挙がるものの、昨シーズン5月に左足第5中足骨骨折で離脱すると、今シーズンにようやく復帰。だが、リーグ戦3試合と出場機会に恵まれていなかった。

　広島の公式サイトを通じ、鮎川は「ケガをしてから、選手やスタッフ、ファン・サポーターの方などにたくさん支えられて無事復帰することができました。しかし、復帰してもなかなか思うような結果を残すことができず、とても悔しいです」と本音を語る。「サンフレッチェ広島に関わる全ての方々への感謝を忘れず、応援してくださる方に届くような活躍をして成長したいと思います」と意気込みを伝えた。

　また、大分の公式サイトでは「チームの目標である、J1昇格に向けて自分の全てを懸けて闘います。よろしくお願いします」とコメントしている。

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