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横浜FM宮市亮がマンCとの再戦へ「10年以上経った今、どれだけやれるのか楽しみ」

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記者会見に出席したFW宮市亮

 今月23日に国立競技場で行われる『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023』の横浜F・マリノスマンチェスター・シティ戦に先立ち、横浜FMのFW宮市亮が13日、横浜市内のクラブ事務所で記者会見を行った。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制覇した強敵との対決に向けて「自分たちも昨季Jリーグで優勝しているし、プライドもあるので、相手は世界一のチームだけど、日本の王者としてプライドをかけた戦いになる。白熱した戦いを見せたい」と意気込みを語った。

 宮市は中京大中京高卒業後の2011年から15年にアーセナルに所属。ボルトン時代の12年3月3日には当時19歳でマンチェスター・C戦に先発フル出場した経験を持つ。「10年以上経った今、個人的にもどれだけマンチェスター・Cにやれるのかは楽しみ。自分たちのサッカーがどれだけできるのか、日本の王者として世界の王者に立ち向かっていけるかが楽しみ」。注目選手にはFWアーリング・ハーランドとDFカイル・ウォーカーの名を挙げた。

「個人的にはハーランドがどれだけすごいストライカーなのかが楽しみ。世界最高峰のリーグであれだけ得点を重ねるのは並外れた、尋常じゃないこと。またカイル・ウォーカー選手は対面で当たることになると思う。ボルトン時代にはトッテナムにいて、(自身は)右サイドをやることが多くて対峙することはなかったけど、こうして世界最高峰のサイドバックと対戦できることが楽しみ」

 ウォーカーとは12年3月27日のFA杯、5月2日のプレミアリーグ以来の再戦となる。宮市は「当時からすごく速かったし、10年以上が経っても世界の最前線で戦い続けている姿に刺激を受けている」といい、「恐れずにぶつかっていきたい」と意欲。「自分のスピードがあれから10年経った今、どれだけプレミアリーグ、世界最高峰のチームに通用するかが楽しみ」とスピード勝負を仕掛けていく構えを見せた。

 また宮市自身は13年、アーセナルの選手として日本ツアーを経験。その際に感じたのは日本の暑さだったという。「マンチェスター・シティは本当にスキのないチームだけど、暑さは不利だと思う。そういう意味で自分たちは慣れているのでアドバンテージはある」。勝機を見出した宮市は「彼らがボールを持つことが多くなる予想だと思うが、天候も関係してくる」と展望し、「恐れずノーガードで撃ち合う試合をしてもいいのかなと思う」と力を込めた。

 試合は23日午後7時キックオフ。ドコモの新たな映像配信サービス『Lemino』で無料生配信される。

2012年にマンチェスター・Cと対峙したFW宮市亮

(取材・文 竹内達也)
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