FC東京は15日、クラブ公式サイトで「緊急のお知らせ」とし、16日に味の素スタジアムで開催されるJ1第21節・鹿島アントラーズ戦の警備体制強化とそれに伴う変更について発表した。

　変更内容の1つ目は全入場ゲートでの「手荷物検査の実施」。2つ目は「警備員の増員・配置」となり、「北側スタンド(ホーム自由席)を中心に警備員を増員して配置、またピッチレベルからの監視を強化し、安全管理を徹底いたします」としている。

　3つ目は手荷物検査の実施に伴う「列整理時間および開門時間の変更」。SOCIO待機列整理は「(変更前)16:20 → (変更後)16:00」、SOCIO開門は「(変更前)16:45 → (変更後)16:20」、一般列整理は「(変更前)16:35 → (変更後)16:40」、一般開門は「(変更前)17:00 → (変更なし)17:00」となる。

　クラブは「試合前日の変更となり、ご来場予定のみなさまにはご迷惑をお掛けいたしますが、安全で快適な試合観戦体験を実現するために、何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

　12日に味の素スタジアムで行われた天皇杯3回戦・東京ヴェルディ戦に関し、クラブは13日に「FC東京側ゴール裏自由席スタンド内での火薬類等危険物の持ち込みおよび使用」、「飛田給駅前看板の器物損壊」があったことを報告。前者については実行した人物複数名から申告があり、クラブは厳正な対応を検討すると表明するとともに、申告者以外に同行為に関与した人物の有無も含めて引き続き調査していくとしている。また、後者については警察の捜査が進められており、進展があったら改めて伝えるとしていた。

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