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「大好きな日本から離れるのはとても辛い」名古屋10番マテウス・カストロ、サウジ移籍でクラブ間合意

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FWマテウス・カストロがサウジアラビア移籍へ

 名古屋グランパスは1日、FWマテウス・カストロ(28)のアルタアーウン(サウジアラビア)への完全移籍について、両クラブ間で基本合意したことを発表した。同選手は3日にチームを離れる予定。今後メディアカルチェックを経て正式契約となる。

 ブラジル出身のマテウス・カストロは2014年に来日して大宮アルディージャへ加入し、2019年に名古屋へ完全移籍。同年途中から横浜F・マリノスに期限付き移籍し、リーグ優勝を経験した。

 翌2020年に名古屋へ復帰し、2021年にはルヴァン杯優勝に貢献。昨季から背番号を10に変更し、今季はここまでJ1リーグ戦21試合で4ゴールを挙げていた。

 クラブ公式サイトを通じて「たくさんの思いが溢れる中でお別れの言葉を見つけるのが非常に難しいです」と心境を明かし、次のように続けている。

「タイトルを目指して全力で闘っていた中、シーズンの途中でチームから離れていくのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。グランパスの選手になってたくさんの方々から熱い応援をいただきました。豊田スタジアムでの感動は最高の思い出であり、一生忘れることなく私の中に残ります」

「大好きな日本から離れていくのは私にとってとても辛いことです。グランパスファミリー、チームメイト、コーチングスタッフ、サポートスタッフそして私のことを今まで支えてくださった方々へは感謝の気持ちしかありません。皆さんの愛情をとても強く感じますし、私も皆さんのことを愛しています。また豊田スタジアムで会える日が必ずくる、また日本に戻る、そう信じ願っています」

 再会を誓ったマテウス・カストロは最後に「名古屋グランパス、大宮アルディージャ、横浜F・マリノスはずっと私のハートの中にあります。 本当にありがとうございました」と感謝のメッセージを送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●FWマテウス・カストロ
(Mateus CASTRO)
■生年月日
1994年9月11日(28歳)
■出身地
ブラジル
■身長/体重
167cm/71kg
■経歴
イタブーナ-クルゼイロ-バイーア-大宮-バイーア-大宮-名古屋-横浜FM-名古屋
■出場歴
J1リーグ:189試合39得点
J2リーグ:45試合12得点
カップ戦:32試合9得点
天皇杯:22試合7得点
ACL:8試合4得点

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