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浦和GK鈴木彩艶がシントトロイデンへ期限付き移籍「覚悟を持って決断」「誇りを胸に世界で闘ってきます」

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GK鈴木彩艶

 浦和レッズは6日、GK鈴木彩艶(20)のシントトロイデン(ベルギー1部)への期限付き移籍について、クラブ間合意に達したと発表した。メディカルチェック後に正式契約。移籍期間は2024年6月30日までとなっている。

 埼玉県さいたま市出身の鈴木は、浦和ジュニアから階段を駆け登り、浦和ユース在籍時の19年にトップチームへ登録。21年より昇格を果たした。同年はJ1リーグ6試合に出場するも、今季はここまでリーグ戦の出場はなし。パリ五輪を見据え、海を渡ることを決断した。

 鈴木は自身初の海外挑戦を前に、クラブを通じて次のように感謝と意気込みを伝えている。

「0歳から浦和で育ち、埼玉スタジアムで世界一のファン・サポーターと共にプレーすることを夢見て、11歳のときに浦和レッズジュニアに加入しました。そこからアカデミーで7年間、多くのことを学び浦和レッズジュニア出身の選手として、はじめてプロ契約を結ぶことができました。

 浦和レッズの選手になり、守護神としてゴールを守りタイトルを獲得する、という目標を持って闘ってきましたが今日までに実現させることができず、悔しい気持ちと共に自分自身の力不足を痛感しています。

 しかし、素晴らしいチームメート、スタッフ、ファン・サポーターと共に戦った試合の一つ一つを鮮明に覚えています。共に喜びを分かち合ったこと、時には厳しい声をかけてくれたこと、全てが僕の大切な財産です。

 今回の移籍はとても難しい決断でしたが、自分の夢を達成するために覚悟を持って決断いたしました。また、チームとしてもリーグタイトル獲得に向けて、とても重要な時期にこの移籍を受け入れてくれたクラブに感謝したいです。

 アカデミーの選手たちの目標となれるように、浦和レッズの選手としてプレーしてきた誇りを胸に世界で闘ってきます。いつの日か、再び浦和レッズのユニフォームを着てプレーできるように頑張ってきますので、引き続き浦和レッズと共に応援していただけるとうれしいです。11年間ありがとうございました」

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