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プロ契約発表後の初陣で白星も…“伸び盛り17歳”浦和MF早川隼平が感じた課題

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MF早川隼平

[8.18 J1第24節 浦和 1-0 名古屋 埼玉]

 今月10日にプロ契約が発表された浦和MF早川隼平が名古屋戦の後半33分に途中出場。チームは1-0で勝利を収め、早川は“プロ初陣”を白星で飾った。

「発表後の一試合目ということで、気持ちも新たにという部分では本当に高いモチベーションを持って試合には臨めてたと思います」

 5試合ぶりの勝ち点3奪取に貢献できたという思いから胸を張っていたが、試合内容に関しては反省点もいっぱい。「監督からは相手の3センターバックの13番のところに行けと言われたけど、(ピッチの)中の選手は“遅れて行っていい”ぐらいの感じだったんで、そこは選手の方を優先した。全体を通しての監督の狙いがあっても選手が中で感じることもあるから、(酒井)宏樹くんやショルツを中心に臨機応変に変えている部分ではある」と言いつつ、「宏樹くんの指示を聞きながらも、もっと自分の中でもしっかり整理しないと、と思った」と振り返った。

 もっとも、この日の名古屋戦しかり、6日の横浜F・マリノス戦しかり、試合を終えるとすぐに選手同士で課題に感じたことについてディスカッションする様子は、伸び盛りの17歳らしいところだ。

 名古屋に対しては終盤かなり押し込まれる時間帯が多かったが「内容云々より勝つということは、全員が求めている部分だと思う」とまずは結果に対して評価した早川。一方で、「途中交代という難しさはありますけど、試合に100%入れているのか、雰囲気に100%入れているのかというところは大きな課題であると感じた。次に出る機会が来るまでにそういうところは直さないといけない」と新たな課題を抽出していた。

(取材・文 矢内由美子)
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