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1年でのJ1復帰目指す清水は痛恨ドロー…カルリーニョス・ジュニオ弾で追い付くも5連勝届かず

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[8.27 J2第32節 秋田 1-1 清水 ソユスタ]

 J2リーグは27日、第32節を開催した。ソユースタジアムでは13位ブラウブリッツ秋田と3位清水エスパルスが対戦。1-1で引き分けた。

 浮上へ向けて5試合ぶりの白星を狙う秋田と5連勝を目指す清水の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。清水はFWチアゴ・サンタナとFWオ・セフンとをターゲットに攻撃を構築。MFカルリーニョス・ジュニオやMF白崎凌兵がチャンスメイクした。

 一方の秋田は、カウンターから相手ゴールを脅かす。MF藤山智史やMF水谷拓磨らが積極的に足を振っていった。試合はスコアレスで前半を折り返すと、後半4分にホームチームが先にスコアを動かす。

 秋田は左サイドでコーナーキックを得ると、水谷が右足で蹴り込んだボールにDF河野貴志が飛び込む。オ・セフンとの競り合いでボールに触ることはできなかったが、超えたボールが飛び出してきたGK権田修一の手をかすめてゴールへと吸い込まれていった。

 1点ビハインドの清水は後半11分に3枚替え。DF吉田豊、MF西澤健太、オ・セフンを下げてDF山原怜音、MF中山克広、DF北爪健吾を投入。秋田も同12分に選手交代を行い、FW齋藤恵太に代えてFW梶谷政仁をピッチへ送り込んだ。

 ボールを握る清水は最終ラインから組み立てて前進を図るも、ブロックを敷いて最後はゴール前をかためる秋田の守備に苦戦。それでも後半28分、右サイドでコーナーキックを得ると、山原が蹴り込んだボールにカルリーニョス・ジュニオが頭で合わせてゴールネットを揺らした。

 試合は終盤にかけて両チームともに攻撃の手を強めるも、互いに次の1点が遠い。1-1のままタイムアップ。清水にとっては、同節で2ポイント差の2位ジュビロ磐田が敗れていたため、自動昇格圏への浮上のチャンスだったが、痛恨のドローとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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