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山形MF岡崎建哉が現役引退を表明「プロサッカー人生で誇れることがあるとしたら…」

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現役引退を表明したMF岡崎建哉

 モンテディオ山形は6日、MF岡崎建哉(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 岡崎は関西大からアカデミー時代を過ごしたガンバ大阪に13年に入団。その後は15年に愛媛にレンタル移籍。16年にG大阪に復帰したが、翌年から栃木に完全移籍。そして19年からは山形でプレーしていた。

 今季も山形でJ2リーグ戦11試合に出場。通算成績はJ1通算2試合(0得点)、J2通算141試合(3得点)、J3通算46試合(3得点)だった(6日現在)。

 クラブを通じて岡崎は、引退決断の思いを語っている。

「今シーズンをもちまして現役を引退します。プロの厳しさを教えてくれたガンバ大阪。試合に出る喜び楽しさを思い出させてくれた愛媛FC。本当に苦しい時に手を差しのべてもらい素晴らしい瞬間を経験させてくれた栃木SC。そして自分がどんな状況でも真っ直ぐ向き合い愛情を注いでくれたモンテディオ山形。すべてのクラブ関係者スタッフそして一緒に戦ってくれた仲間に感謝の気持ちしかありません。

 サッカー人生、怪我も沢山し苦しいこと悔しいことの連続でした。自分が思い描いたプロサッカー選手ではなかったです。そんな自分がプロサッカー人生で誇れることがあるとしたら、苦しい時に逃げずに立ち向かったこと。這い上がるために挑戦し続けたことです。そのおかげで、沢山の方の優しさや愛情を感じることができ、そして素晴らしい人たちに出会うことができました。その全てが僕の宝物です。

 サッカーに出会わせてくれて、自分がやりたい事に一度も反対せず味方でいてくれた尊敬する両親。毎日頑張る力を与えてくれた可愛い3人の子どもたち。プロ11年間一緒に戦い続けてくれた妻。山形で引退したい自分の気持ちを理解し尊重してくれて本当にありがとう。

 そして、どんな時も応援してくれたファンサポーターの皆さん心からありがとうございました。

 大好きな山形で引退出来る幸せを噛み締め、昇格に向けて最後まで自分のできる事を精一杯頑張ります。

 サッカー人生悔し涙を沢山流しました。最後12月2日は最高の嬉し涙で終わりたい。山形一丸。やっしょまかしょ」
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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