beacon

FW大橋祐紀が4戦連発!! エースの大爆発続く湘南、名古屋撃破でJ1残留に前進

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW大橋祐紀

[11.11 J1第32節 湘南 2-1 名古屋 レモンS]

 J1リーグは11日、第32節を各地で行い、17位の湘南ベルマーレ名古屋グランパスに2-1で勝利した。FW大橋祐紀が4試合連続ゴールとなる2得点の大活躍。2試合ぶりの白星で暫定16位に浮上し、J1残留に前進した。

 ルヴァン杯決勝による中断期間があったため、両チームにとって2週間ぶりの公式戦。ホームの湘南は前節の神戸戦(△1-1)で負傷したGK富居大樹に代わり、左足骨折で離脱していた韓国代表GKソン・ボムグンが3か月ぶりの復帰を果たした。対する名古屋は前節の鳥栖戦(△1-1)と同じ11人を起用した。

 試合は次節に18位の横浜FCとの直接対決を控える湘南が、前半から得点を重ねた。まずは前半15分、右サイドを攻め上がったFW阿部浩之がゴール前にクロスボールを送ると、左から攻めたMF平岡大陽が巧みな胸トラップでエリア内を打開。相手GKランゲラックが詰めてきた中、すかさず横パスを送り、これを大橋が決めた。

 さらに湘南は前半23分、自陣からのクリアボールを阿部が収め、相手と競り合いながらDFラインの背後へのボールを配球すると、これに大橋が反応。ランゲラックとの1対1では一度はシュートを阻まれながらも跳ね返りを拾い、冷静に頭で押し込んだ。大橋は4試合連発。残留を争うシーズン終盤に5ゴールの大活躍を見せ、今季の通算得点数も13とした。

 その後は名古屋が次々にチャンスを作り、FWキャスパー・ユンカーに何度もシュートチャンスが訪れたが、負傷明けのソン・ボムグンが次々に好守を披露。それでも名古屋は後半18分、細かい崩しから途中出場のMF森島司がシュートを狙うと、これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球をMF久保藤次郎が押し込んで1点を返した。

 今夏藤枝MYFCから加入した久保はこれがJ1初ゴール。3試合連続の先発出場となった中で、節目の一発を決めた。だが、反撃はここまで。最後は名古屋がランゲラックも上げて猛攻を仕掛けた中、残留を争う湘南が最後は鬼気迫る守備を見せ、貴重な勝ち点3を獲得した。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP