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大一番で抜擢のGK大久保択生が好セーブ連発! 攻めの姿勢を貫いた清水、山形とスコアレスドローもPO決勝進出

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清水がプレーオフ決勝へ

[11.25 J1昇格PO準決勝 清水 0-0 山形 アイスタ]

 清水エスパルスがJ1復帰に王手をかけた。J1昇格プレーオフ準決勝が25日にIAIスタジアム日本平で行われ、年間順位4位・清水は同5位・モンテディオ山形と対決。0-0の引き分けに終わったが、レギュレーションにより、勝ち抜けとなった。決勝は12月2日に開催され、年間順位3位・東京ヴェルディと同6位・ジェフユナイテッド千葉の勝者と戦う。

 清水はJ2最終節の水戸ホーリーホック戦で1-1のドロー。J1自動昇格圏内の2位から4位に転落し、プレーオフに回ることになった。一方の山形は、同勝ち点で並んでいたヴァンフォーレ甲府との直接対決を2-1で制し、7位から5位に浮上。2年連続で最終節の勝利によってプレーオフ出場権を手にした。

 プレーオフ初参戦の清水は最終節から先発2人を変更。今季リーグ戦全42試合に出場していたGK権田修一に代えてGK大久保択生、FWカルリーニョス・ジュニオに代えてMF岸本武流を起用した。スタートの布陣は4-2-3-1。大久保がゴールを守り、4バックは右からDF原輝綺、DF高橋祐治、DF鈴木義宜、DF山原怜音が並んだ。中盤はMF白崎凌兵とMFホナウドがダブルボランチを組み、2列目は右から岸本、FW乾貴士、MF中山克広。1トップにはFWチアゴ・サンタナが入り、権田以外は山形との前回対戦・第34節(○3-0)と同じ顔ぶれとなった。

 通算4度目のプレーオフ進出となる山形のフォーメーションは4-2-1-3。最終節からは1人のみ変更し、DF川井歩に代えてDF山田拓巳を起用した。最後尾にGK後藤雅明を据え、4バックは右から山田、DF西村慧祐、DF野田裕喜、DF小野雅史。中盤はMF南秀仁とMF高江麗央がダブルボランチ、古巣戦のMF後藤優介がトップ下を務めた。3トップは右からFWイサカ・ゼイン、FW藤本佳希、FWチアゴ・アウベス。ベンチメンバーでは最終節で途中出場から1得点を挙げたFW宮城天がメンバー外となったが、FWデラトーレやFW高橋潤哉など同じく途中投入で結果を残している選手が名を連ねた。

 試合は開始から山形が攻勢に出る。5連勝でプレーオフに入った勢いをそのままに、前半6分には左サイドで相手の背後を突いたチアゴ・アウベスのクロスからイサカがヘディングシュート。だが、好反応を見せたGK大久保に止められ、こぼれ球に詰めた山田のシュートに対しても大久保が立ちはだかった。

 清水は34歳のベテラン守護神の奮闘で序盤のピンチをしのぐと、徐々に中山や岸本の推進力を生かしてゴールに迫る。すると前半32分、中山が左サイドの深い位置から折り返し、フリーの乾が反応。しかし、左足のシュートは枠の左に外れ、決定機を生かせない。その後も相手のゴールを脅かし続けたが、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 後半も最初のチャンスは山形。開始3分、チアゴ・アウベスの仕掛けをきっかけにゴール前へボールがこぼれ、藤本が右足でパンチのあるシュートを放つ。だが、コースが甘く、GK大久保にセーブされた。

 清水は早めの交代策でリズムを取り戻すと、後半23分に途中出場FWカルリーニョス・ジュニオがドリブルから放ったシュートが右ポストを叩く。同32分には乾らが絡んだ中央での崩しから、チアゴ・サンタナのシュートが左外のサイドネットをかすめた。そして引き分けでも勝ち上がれる状況の中、0-0で終盤に差し掛かっても攻撃の手を緩めない。好機を量産しながら得点にはつながらなかったが、最後までアグレッシブな姿勢を貫き、J1復帰へあと1つとした。

(取材・文 阿部哲也)
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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