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元横浜FM中町公祐が現役引退を表明…19年からアフリカ拠点「自己表現は常にサッカーと共に示してきた」

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MF中町公祐が引退を表明

 横浜F・マリノスなどで活躍したMF中町公祐(38)が28日、今年限りで現役を引退することを発表した。

 中町は2004年に湘南ベルマーレでプロキャリアを始めるも出場機会が減った07年をもって退団し、在学する慶應義塾大ソッカー部で再出発することを決断。10年にアビスパ福岡で再びJリーガーとしてのキャリアを進め、12年から18年は横浜FMでプレーした。19年からはザンビアに拠点を移してサッカー選手として活動しつつ、アフリカでボランティア活動を行うなど多方面にわたって活躍している。

 JリーグではJ1通算183試合15得点、J2通算101試合12得点を記録した。引退に際し、自身のインスタグラム(@kosuke.machi)を通じて以下のようにコメントしている。

「2023年度を持ちましてサッカープレイヤー中町公祐としての幕を閉じたいと思います。サッカーを始めてから34年間。自己表現は常にサッカーと共に示してきたと思います。何よりも、自分自身が1番誇れる瞬間がサッカーをしている時の自分でした。そんな我儘からこの年齢まで周りにご理解とご迷惑を掛けながら続けてさせてもらいましたがこの度区切りをつけさせて頂きます」

「湘南ベルマーレ4年、アビスパ福岡2年、マリノス7年、アフリカ5年とプロサッカー選手として活動する中で、数々のお世話になった方々や関係を築いてくださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。出来うる限り直接お会いしてご挨拶に伺いたいと思いますが、皆様にはこれまで頂いた機会とご縁をどのような形であれお返し出来るようこれからまた精進して参りたいと思います」

「なかなか自分の感謝の言葉を伝える機会は今後訪れないかもしれませんので、最後に普段あまり伝えない家族へのメッセージをご了承ください。サッカーを始めた時から変わらない熱量と期待をかけてくれた父親、根気強く教育熱心でいつまでも心配性な母親、プロサッカー選手中町公祐を何よりも尊重し犠牲を払ってくれた元妻、自分よりも大切な存在だと強く思わせてくれる娘達、どんな時でも常に力を与えてくれる天国の息子。ありがとう」

「これまで応援して頂いたサポーターの皆様、チームと共に支えて頂いた支援企業の皆様、誠に有難うございました」


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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