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田中隼磨が松本のエグゼクティブアドバイザーを辞任「何も成し遂げることができませんでした」

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田中隼磨

 松本山雅FCは22日、エグゼクティブアドバイザーを務めていた田中隼磨氏(41)が辞任することを発表した。

 松本のエグゼクティブアドバイザーの役割は「クラブ運営について専門的な観点からアドバイスをすること」。クラブは田中に「クラブを発展させていくために専門的な知識・経験に基づく様々なアドバイスを行うだけでなく、各種講演、企業訪問、学校訪問、育成普及活動、ブラインドサッカーの普及を中心に活動し、クラブと地域の繋がりをより強めていく役割と地域の発展に努めていただきました。クラブとして心より感謝申し上げます」と伝えている。

 田中はクラブ公式サイトを通じ、辞任の思いを語る。

「この度、2023シーズンをもちまして松本山雅FCエグゼクティブアドバイザーを辞任し、クラブを離れることになりました。エグゼクティブアドバイザーとしてこの1年間どうにかチームを良くしたいと思い意見や活動をしてきましたが、私には変える力がなく何も成し遂げることができませんでした」

「結果的にクラブを良い方向に導くことができなかったことに責任を感じ、辞める決意をしました。私に期待してくださった方もいらしたと思います。本当に申し訳ありません」

「選手として9年間、エグゼクティブアドバイザーとして1年間、松本山雅のファン・サポーター、スポンサーの皆様にはたくさんのご指導ご鞭撻、サポートをしていただき本当にありがとうございました。この10年間、私にとって何ものにも代えがたい経験をさせていただきました。松本山雅FCは私にとって特別なクラブです。生まれ育った街にJリーグのクラブがあること。皆が憧れ、心を一つにできる場所があること。それは全てファン・サポーター、スポンサーの方々の応援、サポートがあってこそのことだと思っています」

「クラブを離れますが、松本山雅FCの益々の発展を願ってやみません。10年間本当にありがとうございました。これからも、皆さんが私に教えてくれた『松本の流儀』を大切にして下さい。田中隼磨 3 〝絆〟」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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