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横浜FMvs鹿島 監督会見要旨

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[7.20 J1第18節 横浜FM0-2鹿島 日産ス]

 鹿島アントラーズは横浜F・マリノスを2-0で下し、これで暫定首位に踊り出た。横浜FMは勝ち点0で16位から抜け出せない結果となった。以下、試合後の監督のコメント。

<鹿島>
オズワルド・オリヴェイラ監督
―中田選手の印象は?
中田浩二は、4月以降試合をしていないので試合勘を取り戻してもらう目的で使った。それから大岩剛の疲労を和らげる意味で中田をCBとして起用した。今後はそのときの必要に応じてボランチやCBとして中田には活躍して欲しい」
―後半のディフェンスは、よく耐えましたね?
「マリノスは攻撃センスの高い選手が多いので、とにかくシュートコースをみんなで防ぎ、ゴールを割らせないという意識を統一した。昨シーズンもゴールを決めさせないよう徹底してきた。現代サッカーは少しのプレーの差、意識の差で結果が大きく変わるもの。今日は良い意識を保てたと思う」
―今日の戦略は?
「スペースを与えないこと。マリノスにスペースを与えてしまったら、相手の思うツボ、そこを攻め込まれると思った。とにかくスペースを与えないことで、サイド抜けさせない、クロスを上げさせない、これに気をつけた。そして相手のカウンターを徹底的に狙っていこうと思った」

<横浜FM>
木村浩吉監督
―試合を振り返って?
「ゲームプランはあったが、最初の10分で事故のような1点を食らった。2点目は防げたはず。当初、サイドに攻めて相手のこぼれ球を狙っていこうと考えていたが、序盤のゴールでバランスが崩れた。後半は良くなったが、攻めきれなかった」
―ゲームプランとは?
「立ち上がり5分から10分でプレスをかけていくこと。そして球を奪って、速攻なのか遅攻なのかカウンターをしかけ、攻撃をビルドアップすること。でも、マルキーニョスみたいに、例え可能性が低くともシュートを打つべきだね。やはり得点を入れたいならね」

(取材・文 山口雄人)

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