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FW高橋潤哉が強烈インパクト…山形が後半の逆転劇で千葉に勝利! 相性の良さを生かして2年連続開幕白星

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山形が千葉に3-2で勝利

[2.25 J2第1節 千葉 2-3 山形 フクアリ]

 J2第1節が25日に行われ、モンテディオ山形はアウェーでジェフユナイテッド千葉に3-2で競り勝った。2年連続の開幕白星スタート。千葉は“天敵”に敗れ、開幕戦で2年ぶりの黒星となった。

 千葉は昨季6位で、山形は5位でJ1昇格プレーオフに進出。互いに初戦で敗退し、J1への切符を逃した。悲願のJ1復帰を目指すチーム同士の一戦は、ホームの千葉のゴールで幕を開ける。

 前半11分、右CKからキッカーのMF田口泰士が右足でクロスを送ると、ニアのDF鈴木大輔がドンピシャのヘッドで豪快に叩き込んだ。

 先制後はボールを握る山形に対し、整理されたプレスでゴール前への進入を許さず。危なげない試合運びを見せ、1-0で前半を終えた。

 追いかける山形はハーフタイム明けからFW藤本佳希に代え、FW高橋潤哉を投入する。最前線の高橋に当てる形で攻撃のバリエーションを増やすと、千葉と同じセットプレーで同点に追い付く。

 後半9分、左CKからのこぼれ球をDF熊本雄太が落とし、高橋が右足でシュート。ゴール右に決め、さっそく渡邉晋監督の起用に応える。

 後半15分にはペナルティエリア右外からFWイサカ・ゼインが右足でクロスを供給。ニアで鈴木の前に入った高橋がヘディングでネットを揺らし、逆転ゴールを奪った。

 プロ5年目の高橋は、昨季リーグ戦14試合の出場で2得点。開幕戦のわずか15分間で自身のJ2キャリアハイのゴール数に並んだ。

 山形は前半に比べてサイドで相手の背後を取る回数が増え、多くのチャンスを作り出していく。後半アディショナルタイム2分には前掛かりとなった相手の隙を突き、新加入MF坂本亘基がゴールを奪取。3-1とリードを広げた。

 終盤に猛攻を見せた千葉は後半アディショナルタイム5分、ペナルティエリア左のMF椿直起の折り返しからMF横山暁之が決めて1点差に迫るが、そのまま2-3でタイムアップ。過去10試合で3分7敗と苦手にしている山形に今回も勝つことはできなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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