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長崎が2-1で逃げ切り3連勝! M・ジェズスのバイシクル弾&J・デルガドの地を這うシュートで愛媛を撃破

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[3.20 J2第5節 愛媛 1-2 長崎 ニンスタ]

 J2リーグは20日、各地で第5節を開催した。V・ファーレン長崎は敵地で愛媛FCと対戦。2-1で勝利した。

 今季3度目の白星で2連勝を狙う愛媛と、3連勝を飾りたい長崎の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。愛媛は前半10分、左サイドからのフリーキックでゴール前が混戦状態となると、MF佐藤諒のシュートが相手選手に当たってゴール方向へ。GK原田岳の逆を突いたと思われたが、間一髪でキャッチされた。

 対する長崎は前半11分、MFマテウス・ジェズスが自陣左サイドを持ち上がると、そのまま強引に切り込んで左足シュート。しかし、ここはGK辻周吾の好守に遭い、先制点とはならなかった。

 激しい攻防が続く両チーム。すると先にスコアを動かしたのはアウェーチームだった。長崎は前半27分、サイドチェンジを右サイドで収めたDF飯尾竜太朗が内側に持ち込んで左足クロス。ニアサイドで相手選手に触られたが、高く上がったボールをジェズスがバイシクルで叩き込んだ。

 試合は長崎の1点リードのまま前半を折り返すと、追加点を狙うアウェーチームは後半20分に2枚替え。FW増山朝陽、FWエジガル・ジュニオに代えてMFマルコス・ギリェルメ、FWフアンマ・デルガドをピッチへ送り込んだ。

 愛媛は後半24分、FW松田力がペナルティエリア内でパスを受けると、反転からのシュートは相手選手のブロックに遭う。反撃に出たいホームチームは同25分に2枚替えを行い、MF谷本駿介、MF石浦大雅を下げてFWベン・ダンカン、MF菊地俊介を投入した。

 しかし、直後のこと。菊池が自陣ハーフウェーライン付近でボールを奪われると、長崎はMF加藤大がフアンマ・デルガドに預ける。遠めから地を這うシュートを放ち、ゴール左下に決めてみせた。

 2点ビハインドの愛媛は後半30分に1点を返す。DF山口竜弥が自陣ハーフウェーライン付近で味方からの浮き球を収めると、中央を持ち上がって右サイドへ展開。MF窪田稜がダイレクトで入れたボールをベン・ダンカンが体で押し込むように決めて1点差に詰め寄った。

 その後、同点を目指して猛攻を仕掛ける愛媛だが、原田が守るゴールを破ることができない。逆に前がかりになった背後を狙われて長崎の強力なカウンター攻撃を受けた。試合は長崎が2-1で逃げ切り、3連勝を飾っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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