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C大阪レオ・セアラが5戦連発!同点2発で首位再浮上! 横浜FMもACL大激闘直後の奮戦、“元JFL”榊原彗悟がJ初ゴール

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FWレオ・セアラが2ゴール

[4.27 J1第10節 C大阪 2-2 横浜FM ヨドコウ]

 J1リーグは27日、第10節を各地で行い、セレッソ大阪横浜F・マリノスは2-2で引き分けた。横浜FMがMF榊原彗悟のJリーグ初ゴールなどで2度にわたって先行したが、C大阪はエースのFWレオ・セアラが5試合連続ゴールとなる2得点。他会場で首位の町田が敗れたため、C大阪は再び首位に浮上した。

 ホームのC大阪は前節・名古屋戦(●1-2)に敗れて首位から陥落。負傷明けで途中出場していたMF香川真司がインサイドハーフで6試合ぶりの先発復帰を果たした。対する横浜FMは120分間とPK戦を戦ったACL準決勝・蔚山現代戦から中2日とあり、大幅に先発を変更。DF加藤聖が今季J1初出場初先発となった。

 試合が動いたのは前半17分、横浜FMはアンカー起用のMF山根陸が素早い縦パスをつけ、受けたMF植中朝日はシュートまで行けなかったが、鋭い動き直しでDF舩木翔から再奪取。FWエウベルのクロスに古巣対戦のMF水沼宏太が走り込み、ヘディングシュートでゴール右隅に押し込んだ。水沼は今季2ゴール目となった。

 前半24分にはC大阪ゴール裏のサポーターに急病人が出て、GKキム・ジンヒョン笠原寛貴主審に依頼して試合を中断。C大阪のメディカルスタッフが対応に当たり、処置が完了した。再開直後の同29分、C大阪は左サイドでボールを奪ったFWカピシャーバが持ち上がり、クロスのこぼれ球から香川がミドルシュートを狙うも、わずかに右へ外れた。

 C大阪は前半44分、GKキム・ジンヒョンのゴールキックが最終ライン裏に送られると、オフサイドはないにもかかわらずラインを揃えていた横浜FM守備陣を尻目にFWレオ・セアラが突破。ペナルティエリア内でGKポープ・ウィリアムに倒され、PKを獲得した。だが、レオ・セアラのキックはゴール左外へ。今季3度目のPKで初の失敗となった。

 C大阪は前半アディショナルタイム2分、カピシャーバが負傷でプレーを続けられなくなり、FW上門知樹を投入。すると同6分、試合を動かした。香川が山根からボールを奪い、横でサポートしたMF田中駿汰が縦につけると、スルーパスにレオ・セアラが反応。最後は置きに行くシュートでゴール左隅に流し込んだ。レオ・セアラは5試合連続ゴールとなった。

 横浜FMは後半12分、ACLの影響で先発回避したFWアンデルソン・ロペス、FWヤン・マテウス、榊原を一挙に投入。するとこの交代が功を奏した。同14分、水沼のCKが相手に当たってこぼれると、そこに詰めたのは榊原。横浜FMユースを卒団後、JFL青森で4年間を過ごした経験を持つ23歳がJリーグ初ゴールを決めた。

 ところがC大阪も後半23分、MFルーカス・フェルナンデスのFKからレオ・セアラがヘディングで決め、同点に追いつく。レオ・セアラは今季8ゴール目。他会場で1ゴールを決めた得点ランキング首位のFWジャーメイン良(磐田)に詰め寄った。試合はそのままタイムアップ。2位のC大阪と、1試合未消化で7位の横浜FMとの注目対決はドローに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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