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ジャーメイン良10戦10発で今季2桁一番乗り!! “昇格組対決”は磐田に軍配、首位町田が今季初の完封負け

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FWジャーメイン良が10戦10発

[4.27 J1第10節 磐田 2-0 町田 ヤマハ]

 J1リーグは27日、第10節を各地で行い、ジュビロ磐田が首位のFC町田ゼルビアを2-0で破った。得点ランキングトップのFWジャーメイン良が今季10試合目にして10ゴール目を記録し、2桁ゴールに一番乗り。町田は今季初の無得点で2試合ぶりの黒星を喫した。

 昨季のJ2リーグを制した町田と、2位の磐田による“自動昇格組”対決。ホームの磐田はFWマテウス・ペイショットが2試合ぶり、DF松原后が先発復帰し、MF鹿沼直生が初出場初先発を果たした。対する町田は先発5人を入れ替えていた前節・FC東京戦(◯2-1)と同じ11人を先発させた。

 立ち上がりは拮抗した展開が続いたが、徐々にチャンスを増やしたのがアウェーの町田。前半11分、DF望月ヘンリー海輝のクロスにFWオ・セフンが遠い距離から頭で合わせるも、力強いヘディングシュートでGK川島永嗣まで届ける。同34分にはMF高橋大悟のパスから望月が左足ミドルシュートを放ち、右ポストを叩いた。

 それでも後半1分、磐田が先に試合を動かした。DF松原后が中寄りにドリブルを仕掛け、斜めのパスを差し込むと、受けたFWジャーメイン良のスルーパスにMF松本昌也が反応。シュートはGK谷晃生に阻まれたが、跳ね返りを拾った松原が左足を振り抜き、豪快な一撃を突き刺した。松原はこれが今季初ゴールとなった。

 さらに磐田は後半21分、MF上原力也のFKに合わせたペイショットのヘッドは谷のスーパーセーブに阻まれたが、直後にもセットプレーからペイショットが頭で折り返し、これがDF昌子源の腕に直撃。VAR介入の結果、磐田がPKを獲得し、これをジャーメインが決めて2-0とした。ジャーメインはリーグ一番乗りで今季10点目とした。

 後半アディショナルタイム2分、磐田はMF平川怜に代わってMF石田雅俊を投入。かつて京都サンガF.C.などでJ2・J3リーグの出場実績を持ち、昨季までの5年間は韓国のKリーグでプレーしていた28歳がJ1デビューを果たした。終盤は町田が次々にチャンスを作ったが、試合はそのままタイムアップ。昇格組対決を磐田が制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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