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GKク・ソンユンが好守連発! 京都は神戸との“関西ダービー”制して7試合ぶり今季2勝目

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[4.27 J1第10節 神戸 0-1 京都 ノエスタ]

 J1リーグは27日、第10節を開催した。19位京都サンガF.C.は敵地で4位ヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利した。

 首位浮上に向けて下位チームから勝ち点3を奪いたい神戸は3連勝を狙う。降格圏内に沈む京都は7試合ぶり今季2勝目でポイントを積み重ねたい。ともに負けられない“関西ダービー”は開始から一進一退の攻防となった。

 京都は前半14分、左サイドでコーナーキックを得ると、MF松田天馬が右足で入れたボールをDFアピアタウィア久がファーサイドから頭で叩く。シュートはゴール方向に飛んだが、ここはDF山川哲史が間一髪のところでクリアした。

 序盤こそは京都がボールを握って攻勢に転じたが、神戸も徐々に主導権を握るとシュート数を増やしていく。しかし、GKク・ソンユンが立ちはだかった。神戸は前半41分、MF宮代大聖がペナルティエリア手前から右足を振るも、ク・ソンユンがうまく弾き出した。

 神戸は前半アディショナルタイム1分、左サイドでボールが切れると、DF初瀬亮がロングスローを投じる。ニアサイドでDF福田心之助に触られたが、後ろに逸れたボールをFW大迫勇也が押し込んでゴールネットを揺らした。

 しかし、得点確認のために介入したビデオアシスタントレフェリー(VAR)がオフサイドと判定。ゴールが認められなかった。直後に再びVARが介入すると、飯田淳平主審がオンフィールドレビュー。大迫の手前で松田にハンドの反則があったとし、神戸にペナルティキックが与えられた。大迫がキッカーを務めたPKは、ク・ソンユンが左に飛んでストップ。スコアレスのまま前半を折り返した。

 すると後半立ち上がりにスコアが動く。京都は同10分、右サイドでコーナーキックを得ると、松田が右足で入れたボールにFW原大智が頭で合わせる。ゴールから大きく離れるようなクロスだったが、うまく叩いてニアサイドに突き刺した。

 1点を追う神戸は後半17分、左から攻撃を仕掛けると、初瀬のクロスにFW武藤嘉紀が頭を振る。どんぴしゃりのボールだったが、枠を捉えることができなかった。神戸は同29分にFWジェアン・パトリッキを投入。反撃に向けて活性化を図った。

 ホームで負けられない神戸は終盤にかけて猛攻を仕掛けたが、京都はク・ソンユンが好守を連発し、耐え凌ぐ。1-0で逃げ切る形で今季2つ目の白星を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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