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闘莉王、練習中にサポーターと激論

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 18日のヴィッセル神戸戦を0-1で落とした浦和レッズの日本代表DF田中マルクス闘莉王(27)が、19日の練習中にサポーターとフェンス越しに口論となる“事件”が起きた。20日付スポーツ報知によると、闘莉王はリカバリーメニューの最中、「ゲルトずーと言いたかった。マジ無理」とゲルト・エンゲルス監督解任を求める横断幕が掲げられた練習場の金網越しに、公式戦5戦2敗3分の惨状に憤るサポーターと口論を開始。エンゲルス監督が「激しい口論だった。(なじり合う)限界手前」と振り返った激論が約10分間繰り広げられたという。
 最後は闘莉王が死ぬ気で試合をすることを約束し、事態は収拾。会談後は横断幕が撤収された。闘将は「ここでバラバラになってしまったらどうしようもない。逆効果。オレらもサポーターも初心に帰る。1勝の喜びを忘れない。一丸となってやるしかない」と宣言したという。首位・鹿島と勝ち点6差とJ1での優勝が遠のく中、22日にはアジア・チャンピオンズリーグ準決勝第2戦・G大阪戦を迎える。果たして、アジア王者は危機的状況から脱出できるか?

(文 吉田太郎)

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