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F東京がチームマスコット発表、愛称は「東京ドロンパ」

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 FC東京は23日、チームマスコットを発表した。J1のクラブでは唯一、マスコットを持っていなかったが、ついに誕生することになった。村林裕社長は「多くのファンから“あった方がいい”という声があり、検討してきた」と説明。「“いらない”という声もあったのは事実だが、“マスコットができたらファンを辞めるか?”と聞いたら“やめない”ということだったので、それではマスコットがいればさらにファンも増えるだろうということで皆さんに納得してもらった」と語った。

 愛称は「東京ドロンパ」。タヌキをモチーフにしたキャラクターで、ずば抜けた運動神経の持ち主で、特技はダンス、ローラーブレードだという。今季の味スタでは「東京ドロンパ」のド派手なパフォーマンスが見られそうだ。

以下、東京ドロンパのプロフィール
・1998年10月1日、港区麻布狸穴(まみあな)町で生まれる。六本木と東京タワーのほぼ真ん中に位置する狸穴町。生粋の都会っ子である。

・タヌキは何にでも変化することができるが、彼の一族は長寿の家系で、また永年人間に変化し続けた結果、12代目の彼に至って著しい進化を遂げ、人間のカタチで生まれた。ただし、尻尾だけはタヌキのまま。

・とにかく素早く、知らぬ間にパッと現れ、ドロンといなくなることから、いつしか仲間から「東京ドロンパ」と呼ばれるようになった。

・サッカーに出会ったのは04年11月3日。6歳のとき。父親に連れられ、国立競技場でサッカーを初観戦し、青と赤に埋め尽くされたスタジアムの興奮に圧倒された。そして10人対11人という数的不利の状況をはね返し、浦和をPK戦の末に撃破したF東京に震えるほど感動。その瞬間、F東京の虜になった。

・現在、10歳。タヌキの世界では誰もが認めるF東京ファン。そんな彼に突然、オフィシャルマスコットのオファーが届いた。

・ずば抜けた運動神経の持ち主で、特技はダンスやローラーブレード。流行に敏感。元気でおっちょこちょい。正義感が強く、熱い男だが、涙もろくもある。サービス精神旺盛で周りの人を喜ばせるのが大好き。

<写真>F東京のチームマスコット「東京ドロンパ」

(取材・文 西山紘平)

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