コンサドーレ札幌の元コロンビア代表MFダニルソン(22)がグアムキャンプで驚異の身体能力を見せつけた。

　日刊スポーツによると、ダニルソンは25日、午前のステップワーク練習で長いストライドと巧みな切り返しで他選手を圧倒。午後の1対1でも瞬時にボールを奪い攻撃に移るなど、非凡な才能を発揮した。それは100mを11秒台で走るFW上原慎也をも完全に圧倒する始末。これには、石栗建フィジカルコーチも「初速は(浦和にいた)エメルソンに近い。加速力はエムボマに近い。エムボマよりスタートの速さがある」と絶賛していた。
　ダニウソンは「しっかり測ったことはないが、100mで10秒台は出せる」と自信満々。石崎信弘監督(50)も、その能力を高く評価。札幌初のコロンビア人ボランチが、J1昇格への救世主となりそうだ。

(文　吉田太郎)