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浦和の藤口社長が"解任"へ

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 浦和レッズの藤口光紀社長(59)が今月限りで解任されることが決定的になった、と2日付のスポーツ報知が伝えている。藤口社長は昨季、監督人事などで迷走を繰り返し、チームはリーグ戦7位に低迷。6年ぶりの無冠に終わった責任を問われ、3日の取締役会で任期を1年残し“解任”となる見込みだという。今月下旬の株主総会後、正式発表となる見通しで、後任には、非常勤取締役で三菱自動車工業常務取締役の橋本光夫氏が浮上しているようだ。

 浦和の社長の任期は形式上単年更新だが、藤口氏は60歳となる来年4月までの続投が従来の既定路線で、任期を1年残した状況での電撃交代は事実上の解任と言える、と同紙は報じている。

 藤口氏は06年6月に社長に就任。現日本サッカー協会会長の犬飼基昭前社長の後を継ぎ、07年のACL優勝などタイトルを獲得したが、昨季は開幕2試合でオジェック元監督の更迭を決断。エンゲルス前監督にもシーズン中に解雇通告をするなど迷走した。

(文 西山紘平)

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