清水エスパルスのFW永井雄一郎が1日、開幕後初めて全体練習に合流した。古傷の両ふくらはぎ痛と股関節痛で別メニューが続いていたが、この日のミニゲームでは1得点を挙げるなど復調をアピールした。

　2日付の日刊スポーツによると、「きょうぐらいだったら大丈夫だというのは分かった。(痛みを)多少は我慢しながら、ひどくならない程度でやっていく」と安堵の表情を見せたという。

　浦和から移籍してきた今季、チーム始動日の1月26日にいきなりリタイアすると、鹿児島キャンプ初日の2月8日に古傷の両ふくらはぎを痛めて再離脱。その後は股関節にも痛みを訴え、別メニューが続いていた。

　長谷川健太監督は「もちろん早く戻って来てもらいたい。順調にやれば、今月末には十分に間に合う」と、29日の浦和戦出場の可能性も示唆した。

(文　西山紘平)