浦和レッズは3日、さいたま市内で取締役会を開き、藤口光紀社長(59)の任期満了による退任と橋本光夫取締役(59)の新社長就任を決めた。スポーツニッポンによると、橋本氏は3月末までクラブの筆頭株主である三菱自動車の常務取締役を務めていた。24日の株主総会の承認を経て正式決定となる。

　藤口社長は06年6月に、現日本サッカー協会会長の犬飼基昭氏の後任として浦和の社長に就任。クラブは07年に日本勢初のACL王者となったが、昨年は監督交代などの混乱もあり、リーグ7位と低迷した。

(文　西山紘平)