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新潟、8月は地獄? 2年連続の“涙”

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 アルビレックス新潟は29日のアウェー名古屋戦に0-1で敗れ3連敗。8試合連続(5分け3敗)で勝ち点3を逃したが、30日付の日刊スポーツによると2年連続で8月に白星なしという。

 新潟にとっては8月は、鬼門以上の「地獄」? J1記録の5連続ドローが途切れたと思ったら3連敗。苦手の夏場で、またしても沈んだ。 

 新潟は昨年、8月の試合を4戦全敗。今年も2分け3敗に終わった。DF内田潤は「例年より涼しいから運動量は落ちてないし、去年のようなふがいなさはない。8月は落ちるとか、いろんな人に言われて、それをバネにしてたけど結果が…」と首をかしげたという。

 04年のJ1昇格以降、8月は6勝5分け14敗と大きく負け越している。毎年のように8月は、暑い敵地で星を落とすと、そのままズルズルと勝てなくなっていた。クラブ側は、これまでアウェー戦の前日は、新潟で練習してから現地に入っていたが、今年からは練習も現地で行い体を慣らすことに努め、さらに練習後にはビタミン補給のため、オレンジも食べ始めたが、、、。

 今季10得点でチーム得点王だったFWペドロ・ジュニオールのG大阪移籍も影響した。個人で打開できるストライカーがいなくなり、DF永田充は「ペドロに頼り切りのところがあった。痛い」と肩を落とした。

(文 近藤安弘) 

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