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松岡の初ゴールで神戸が残留に"王手"

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[10.24 J1第30節 神戸1-0新潟 ホムスタ]

 ヴィッセル神戸はDF松岡亮輔のJ初ゴールで6試合ぶりの白星を飾り、J1残留に“王手”をかけた。

 DF北本久仁衛が出場停止で、FW大久保嘉人も腰痛のためベンチスタートという苦しい一戦だった。一方、勝ってACL出場権獲得へ望みをつなげたい新潟は前半6分、FW矢野貴章の突破からMFマルシオ・リシャルデスが決定機を迎えたが、シュートはミートせずGKがキャッチ。後半25分には矢野のヘディングシュートをGKが弾き、ゴール前のDF永田充の目の前に転がってきたが、まさかの空振りで絶好のチャンスを逃した。

 押し込まれる時間もあった神戸だが、少ないチャンスを確実にものにした。後半31分、FWボッティの右クロスのこぼれ球を拾ったFW茂木弘人が横パス。これを受けた松岡は鮮やかな反転から左足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。

 松岡のJ初ゴールが値千金の決勝点。試合後のヒーローインタビューでは「ついにこの日がやってきました!プロ3年目で初ゴール。これもひとえに皆さんの声援のおかげです!」とおどけながら喜びを表現していた。

 これで勝ち点を37に伸ばした神戸は16位以上が確定。16位の柏が残り全勝しても勝ち点39にとどまるため、あと1勝で地力でのJ1残留が決まる。

(文 西山紘平)

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