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オーバートレーニング症候群を乗り越え…森崎浩が約1年ぶり復帰へ

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 サンフレッチェ広島のMF森崎浩司が21日の名古屋戦で今季初のメンバー入りを果たす。1月28日にオーバートレーニング症候群と診断されて以降、約9ヵ月間にわたって休養、調整に努めてきた。8月にチームに合流してから別メニュー、部分合流と徐々に負荷を高め、練習に完全合流したのは今月5日。長期離脱を乗り越え、いよいよカムバックする。

 20日付の中国新聞によると、18日の練習後にペトロヴィッチ監督から「メンバーに入らないか」と打診を受けた。森崎浩は一晩考えた末、「不安もあるが、練習のプレーが評価されてうれしい」と復帰を決断。指揮官は「うれしい気持ちが強いのなら、最後は私が背中を押そう」とメンバー入りを決めたという。

 昨年12月20日の天皇杯準々決勝・柏戦以来となる公式戦。森崎浩は「今は言葉にならない。試合が終わって話します」と1年ぶりの実戦復帰に神妙な表情を見せていた。

(文 西山紘平)

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