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大熊・東京が始動。“怪物再生”へ猛ゲキ指導を敢行

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 前日本代表コーチの大熊清新監督率いるFC東京が21日、始動した。報道各紙によると、初めての指導ながら、さっそく大声を張り上げて熱血指導を行った。前田俊介らカミナリを落とされる選手もいたようだ。

 中でも厳しくされたのがFW平山相太だった。スポーツニッポンによると、大熊監督は戦術練習で、最近は控えだった平山を主力組に抜擢。「平山に当てて周りが走れ!」と190cmの怪物FWを生かすシステムを模索し始めたという。

 そして、平山本人には果敢なスライディングでボールを奪う好守を見せても「すぐに立てーっ!」。ヘディングでシュートを決めても「本気でヘディングしないと通用しないぞっ!」とゲキを飛ばし続けた。

 大熊監督と平山は、2003年、2005年のワールドユースで“師弟関係”だった。厳しい指導は期待の裏返しで、チーム浮上に向けて新指揮官は、まず“平山再生”から着手した形だ。

(文 近藤安弘)

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