beacon

北九州が新監督に三浦ヤス氏を招聘へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
 ギラヴァンツ北九州が来季の新監督として、元日本代表でFW三浦知良(横浜FC)の実兄、三浦泰年氏に正式オファーを出していると、25日の西日本スポーツが報じた。就任が決まればJクラブ監督を務めるのは初めて。与那城ジョージは成績不振のため今季限りで退任する。

 報道を総合すると、代理人を通じてすでに交渉を開始しているが、金銭面で少し難航している模様。ただ本人は監督就任に前向きだという。三浦氏は清水、V川崎、福岡、神戸などでプレー。指導者としては神戸でコーチ、社会人チーム・静岡FC(藤枝MYFC)で総監督を務めた。そのほかスクールコーチなどを行っている。指導歴は決して豊富とはいえないが、選手時代の経験を高く評価し、白羽の矢を立てた。

 J2初年度だった北九州は現在、32試合連続未勝利で最下位と低迷している。予算規模の問題もあり来季も積極的な補強はできない見通しで、クラブ側は長期的視野で強化を目指している。2015年には新スタジアムができることもあり、チームを成長させてくれる指揮官を求めている。

(文 近藤安弘)

TOP