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北九州が成績不振を陳謝、30日にも新監督発表か

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 J2で1勝12分23敗の最下位に終わったギラヴァンツ北九州が29日、北九州市小倉北区のアジア太平洋インポートマートでシーズン報告会を行い、横手敏夫社長が関係者、サポーターへ向けて成績低迷を陳謝した。

 J2へ参入した今シーズン、クラブはリーグ最低勝率や、33試合連続未勝利などワースト記録を次々と更新。西日本スポーツによると、横手社長は約230人のサポーターに向かって「北九州にとって最悪の年。深くおわび申し上げます」と頭を下げたという。またMF佐野裕哉主将は「期待に応えられず、すみません。真摯に受け止め、来年につなげたい」と巻き返しを誓った。

 17日には北九州市が2015年度末までにクラブの本拠地となる新スタジアムをJR小倉駅北口に建設することを発表。地元のサポート体制は厚くなっている。横手社長はスタジアム完成に合わせてJ1昇格を狙う中期プランをあらためて掲げ、「完成するまでにJ2で戦えるチームをつくる」と決意を新たにしたという。

 なお、新たなスタートとなる来シーズンは、今季限りで退任する与那城ジョージ監督に代わり元日本代表DF三浦泰年氏が就任することが決定的で、きょう30日にも正式発表される見通しとなっている。

(文 吉田太郎)

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