鹿島アントラーズは17日、クリニックコース(サッカースクール)を指導している契約コーチ(28歳)が公然わいせつの疑いで逮捕され、同コーチを解雇することを決定したと発表した。現在、茨城県那珂警察署から取調べを受けているが、1月14日、茨城県那珂市内の路上で下半身を露出させた容疑で16日に逮捕されたという。

　同コーチはひたちなか市在住で、2007年から契約コーチとしてクリニックコースを担当。日立市に拠点を置くノルテ校で県北エリアの指導を行っていた。鹿島の井畑滋社長は「サッカークラブとして皆様に夢を与える立場にありながら、契約関係にあるスタッフがこのような事件を起こしたことは遺憾であり、誠に申し訳ございません。スタッフの逮捕はクラブとして初めてのことであり、事実を重く受け止め、解雇を決定いたしました。今後このようなことがないようコンプライアンスと再発防止の徹底に努め、社員、スタッフ、選手などクラブ全体で信頼回復に取り組んでまいります」と謝罪している。