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憲剛が自腹で復興支援。ゴールおよびアシストで10万円を寄付

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[支援活動]

 川崎フロンターレのMF中村憲剛は21日、クラブを通じて、東日本大震災の復興支援のため1ゴールおよび1アシストを記録するごとに10万円を義援金に充てると発表した。今季の公式戦全試合で実施し、Jリーグを通じて日本赤十字社に寄付する。

 憲剛は「先月おきた東日本大震災の復興に向けて、川崎フロンターレが実施している『Mind-1ニッポンプロジェクト』で活動しています。またJリーグの『Jリーグ TEAM AS ONE』のメンバーにも選出いただきました。そのような活動に参加しているなかで感じていることは、支援やサポートは一過性のものとしてではなく、継続的におこなっていく必要があるということです。僕たちサッカー選手は頑張っているプレー、勇気を与えるプレー、感動を与えるプレーをし続けることが大事だと思っています。川崎フロンターレのチームの一員として、一人のサッカー選手として、少しでも継続的に支援やサポートをしていけたらいいなと思っています」と想いを語っている。

以下、クラブ発表の概要

 川崎フロンターレでは、「Mind-1ニッポン」を合言葉に、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災の被害に対し、一過性でなく、被災地の復興の目処が経つまで継続性を持って行うことが重要と考え、中長期的な支援計画「Mind-1ニッポン プロジェクト」を立ち上げ、クラブ、そしてクラブに携わる全ての皆様と力を合わせて継続的に支援活動を実施しておりますが、このたび、当クラブ所属の中村憲剛選手より申し出があり、下記のような形で復興支援活動を実施することになりましたので、お知らせ致します。

■Mind-1ニッポン プロジェクト「中村憲剛 復興支援活動」

▽概要
対象となる試合で中村憲剛選手が記録した「ゴール数」と「アシスト数」に応じて設定した金額を、「川崎フロンターレ Mind-1ニッポン プロジェクト」を通じて義援金として、(Jリーグ を通じ)日本赤十字社に寄付し、被災者の援助・復興の資金などに使用していただきます。
◆1ゴールにつき 「10万円」
◆1アシストにつき 「10万円」

▽期間・対象試合
川崎フロンターレでの2011年シーズンの全公式戦(J1リーグ・ヤマザキナビスコカップ、天皇杯)

(文 近藤安弘)

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